着物リメイク/制作事例
今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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2019年3月09日
着物リメイク 粋な座布団
丹後のはこんなものがいっぱい押し入れの中、タンスに眠っている。
解いた着物、男物の帯、茶色の生地は何用だろう?
どれももちろん正絹の丹後ちりめんだが、かなり年代物だ。
以前作らせていただいた座布団を見本に持って来られ、同じように作らせていただく。座布団には裏表がある。
表はかまぼこ型に仕立ててあるので平面の畳に馴染んだ形になっている。
裏は畳から反るような形になって四隅の角が宙に浮いてしまう。
最初の座布団の画像と下の座布団の画像との差が分かるだろうか? -
2019年1月12日
小紋の着物で木綿わた入りの合掛ふとん
こんな柄が流行った時がありましたね。お客様の年代がお顔を拝見しなくても分かるような気がします(*^_^*)
黒地でも華やかな花柄は 着物としては着れなくても、お布団にはもってこいです。
お布団は、花柄でも赤くても男の方でもお年寄りでもどなたにでも着ていただくことが出来ますね。
お母さんや奥様の思い出が家族で共有できるなんて素敵だと思いませんか?メキシコ木綿わたにポリエステル化繊わたを15%混綿した掛用の中綿を 軽めの2kg入れました。春と秋にちょうどいい合ふとんに仕立てました。
保温力もあり通気性が良い木綿わた入りの合ふとんは、湿度の多い日本の気候にうまく対応できる綿素材です。不安定な気温変化の春秋、羽毛布団では夜中に暑い時もある、でも朝方は寒くてお布団が欲しい、、、なんて経験があるのではないでしょうか?
木綿綿入りの薄い掛ふとんが、そんな悩みを解決してくれます。
季節の変わり目は 体調を崩しやすいですね。
そんな時期だからこそ、しっかりと快眠できるように 季節に合った寝具を選び使いましょうね。 -
2019年1月12日
雨コートと西陣帯でクッションカバー
昔の娘はみんな赤い雨コート、附下の着物には花柄の西陣帯を必須で持っていたものです。
娘にと思っても ん~ん、どうでしょう。
私も同じようなものを持ってますから よーくわかります。
お客様からクッションカバーにしたいとご注文をいただき、作ってみて思ったのは、
なかなかいいじゃない、、、
ありだな~ -
2019年1月07日
着物の生地でこたつふとん
着物の需要が沢山あった頃、着物を別誂えするための生地サンプルがありました。今となっては使い道がありませんね。でも、生地は正絹、絹100%です。使わずに眠らせておくのはもったいない。
こたつ布団の表生地に使いましょ♪
足らないところは木綿の赤い生地を使って、粋にデザインしたらこんなに綺麗なこたつ布団ができました。上品なちりめんの光沢と柄が素敵ですね。
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2019年1月07日
着物でベットカバー
着物2枚を使ってシングルのベットカバーです。
八掛も使いリバーシブルに仕立てました。
出来るだけ細かく生地を刻みたくない中で、デザイン性を重視しなくてはなりません。もちろん大きさにもバランスがありますから、出来たとこ勝負というわけにはいかず 悩みますねー。