着物リメイク/制作事例

今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 残りの生地も無駄なく小物に変身


    ブランケットを4枚取った残りのハギレは残さずに小物にしてほしいとお客様からのご依頼です。
    巾着やエコバック、BOXテッシュカバー、小さめのマルチカバー(裏には八掛のボカシの部分を利用しました)

    残りの生地で作られた小物達は依頼主様の予定外の副産物の場合がほとんどですが、依頼主さんの一番身近で思い出を楽しませてくれるアイテムになっているのではないでしょうか。

  • 大島紬の着物でクッションカバー

     


    「カビがひどくて自分で洗濯したらシワだらけになってしまったんだけど、、、送ります。クッションカバーにしてください」

    クリーニング屋さんでもう一度洗濯仕上げしていただきクッションカバー5枚に仕立て上げました。
    思い出の着物の復活です。

  • マルチに使いたい思い出の着物達



    白と紺のちりめんの着物はブランケットでお客様が愛用されるそうです。
    小紋の銘仙と細かい小紋のちりめんの着物は年代物で劣化が進んでいて、ブランケットにしても早くに傷んでしまうようでしたので、その旨を正直にお客様に伝えたところ、お客様は分かっていらっしゃってそれでも作ってほしいと。いろいろなものに掛けるマルチカバーに使うから、、、だそうです。

    縁のある方との思い出を身近に感じることを楽しんでいらっしゃる優しい気持ちが伝わってきました。

  • 名古屋帯はバックに変身


    きれいなクリーム色の名古屋帯です。
    締めた形跡がないような・・・
    長い間タンスで眠っていたんでしょうね。
    帯ではないけどバックになってデビューです。

  • 着物リメイク こたつ布団

    「このウールの反物は、着物に仕立てることもなく押し入れで何十年眠っていたことか・・・」と話しながら注文をいただいたお客様です。
    「どんなんになるか楽しみだわ」ともおっしゃっていましたね。
    90cm角の堀こたつには、3反の着物地を使ってリバーシブルの側生地に縫い合わせます。
    お客様からお預かりした古い布団を打ち直しの機械にかけ、綿のシートを作り薄く綿入れをします。
    綿入れした個所を絎け、キルトを入れて仕上げます。

    「ええのになったな~!」
    「化繊綿の入ったぼわ~ンとしたのはいやなんだわ。これがええわ。」
    「ああ~嬉し、ああ~嬉し」(*^-^*)

    こんなに喜んでいただけて私たちも「ああ~嬉し」(*^-^*)

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