着物リメイク/制作事例

今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 黒い帯で袱紗と数珠入れ

    黒の喪服用の帯は使い道が・・・と多くの方がおっしゃいますがこんな使い方はどうでしょう。
    お香典を入れる簡易的な袱紗やお数珠入れはどうでしょうか?
    これは新品の喪服用帯で作りましたが、お母様やおばあさまのもので縁のある方に形見分けで差し上げるのもありかと思います。

    帯の生地はしっかりしていますので、金封やお数珠を傷つけることなく、形も崩れ難くいですしバックの中に入れても安心です。

     

  • 珍しい能柄の黒絵羽織をマルチカバーに

    お客様「とても図柄が気に入った羽織です。マルチがバーにして愛用したいと思います」

    こんな図柄の羽織、見たことがありません。
    表にも裏にもお気に入りの柄がストーリーに合わせて組み合わせました。

    別誂えで作家さんに染めてもらったのではないでしょうか。
    能に強い関心をお持ちの方?
    能の関係者さん?
    それとも、、、

    私の妄想癖が止まりません( *´艸`)

  • 古布の衣装を着たお雛さま

    このお顔が何とも愛らしくて、思わず私も(*^-^*)

    あまりにもかわいいので、季節関係なくお部屋に置いてニッコリしたいですね。

    思い出の着物をお雛様が来てくださるなんて嬉しいですね。

    正絹の古布が良い味を出しています。

  • 座布団になった着物達


    渋い藤色と鶯色の商標が付いたままの反物2反。
    洗い張り済みの紫の小紋と黒のお召の4点で銘仙座布団(55×59)を20枚作らせていただきました。
    座布団のデザインは「お任せします」
    ん~ん、どうしよう(^^;)
    「みんなが集まる時や、法事の時に使いたいと思っています」
    その一言をお聞きして、デザインが決まりました。

    大半はベーシックで行こう!法事のようなときは座布団は目立たず控えめがいいだろうと思ったから。
    何枚かは遊び心があるデザインで、少人数の時は楽しい感じの座布団もいいかも。

    出来上がったはかりの良い仕立ての座布団は、
    ・きれいな長方形である
    ・四方がカーブしている
    ・角までピンと綿が入っている
    ・ふっくらとかまぼこ型になっている

     

  • ハギレも生かして使えるものに

    座布団20枚を作らせていただいたわずかに残った生地は、巾着とテーブルライナーにしてお客様のもとにお返ししました。
    ハギレはきっと処分するすることになるでしょう。

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