着物リメイク/制作事例
今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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2022年2月04日
付け下げの着物はセミダブルの木綿入り肌ふとん
掛ふとん用メキシコ綿の木綿わたを中綿にうすく綿入れして綴じ上げました。
裏地には和晒しダブルガーゼのピンクを付けたことで中綿の柔らかさが肌に感じられます。
ふとんが少しでも縮まないように8か所にカバーの中紐に結び付けるループを付けました。お客様からの感想メールをご紹介しておきます。
ふとんの石堂様 昨日お布団が届きました。 梱包を解いて、まず「わっ、軽い」その手触りに「わっ、気持ちいい」。そしてふとんを広げて 着物生地に合わせた色調の綴じ糸と裏地との絶妙な色合い「わっ、奇麗」と、感嘆詞の連続でした。 また、布団カバーをつけても、着物の絵柄を存分に鑑賞出来て満足してます。 そして、使ってみて、空気を纏って眠るとは、こんな感覚なんだと実感致しました。 本当にありがとうございました。
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2021年10月16日
着物リメイク 丹後ちりめんのこたつふとん
この生地は着物ではありません。
が、シルク100%の丹後ちりめんです。
実は別染めをして着物の生地を染めるための色見本です。
沢山着物の常用があったころは、呉服屋さんはこんな色見本を使って商売をしていたものです。
必要なくなったけれどもシルクはシルクですからもったいないですよね。丹後ならではの贅沢なこたつふとんです。
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2021年10月10日
着物リメイク 大島紬で掛ふとんと枕のお揃いセット
「お正月、父がこの大島紬のアンサンブルを着てみんなで食事をした時のことを思い出します」とお元気だったころの思い出を話して下さったお客様は、2話前の「手描きの着物を肌ふとんにリメイク」と同じ方です。
奥様はちりめんの付け下げで、ご主人はこの大島紬でベットの上で年中使える薄めの肌掛ふとんを作らせていただきました。
裏地には柔らかくて気持ちのいい和晒しのダブルガーゼ(ビンテージデニム色)を。肌掛ふとんは、セミダブル175×210で作りますが、アンサンブルなので十分生地はあります。
で、お揃いの枕のオーダーもいただきました。
低い枕だと首の具合がよくないそうですが、高すぎる枕もいかがなものでしょうか。
あれこれと試してみてもなかなかしっくりくる枕に出会えてないとのことです。
じゃあこんなのは?とご提案させていだいたのは高さ調節のできるそば殻入りの枕です。
アナログですが四隅に付けたヒモを結ぶことで高さが自由に調節できます。
そば殻は化繊綿やウレタン系ほど柔らかくなく、パイプ程硬くありません。
中材が動きますからご自分の首の形に無理なくフィットします。後日、ご主人の首の調子が良いと報告をいただきました。
もしかしたら亡きお父様の見えないパワーが働いたかも(^_-)-☆
お客さんからいただいた感想をご紹介します。
「主人の枕、気持ち良かったようです😁 帰ってからすぐに頂いたカバーつけて試し寝してました、朝は、満足げでした 思いがけず、昔から欲しがってた枕に出会えたみたいで喜んでました お布団は、もう少し寒くなったら出そうと思ってます、結果報告は後日になります 寝なくても、心地いいのは感触でわかります 、肌掛けのダウンと変わらない軽さで 早く寝てみたいです」 -
2021年10月05日
鮫小紋を洗えるキルトケットに
かわいい色の鮫小紋の着物を洗えるキルトケットにリメイクします。
八掛の赤茶を足し布にしてデザインしてみました。
自宅の洗濯機で丸洗いできますよ。 -
2021年10月03日
手描きの着物を肌掛ふとんにリメイク
銘の入った手描きの着物は仮縫いのままでタンスに何十年…だったそうです。
当店HPに出会って「これがいい!」とひらめいたそうです。
お電話で詳細をお聞きした後に
「良い所(当店)を見つけたわ」嬉しいですね-ー
ようこそ、ようこそ(*^_^*)「これまでにあれこれ他店に依頼して何となくすっきりした感がなかったの。今度は良いと思う」と ともおっしゃって下さいました。
後日当店まで商品を取りに来てくださった時の第一声は
「まあ綺麗!いいわねー。ねえ、あなた」
「いいじゃないか。良かったね」一年中ベットの上に掛けてベットスプレットのように柄を他に楽しみつつ、肌ふとんとしても使いたいそうです。
白いカバーの窓から柄が出来るだけ見えるようにメインの柄を中央あたりにレイアウト、一枚の絵のように柄を揃えるのはなかなか大変な作用でしたが出来上がった時の達成感がたまりません。遠いところありがとうございました。