着物リメイク/制作事例
今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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2022年4月24日
ダブルガーゼの襟カバー
着物リメイク小紋の着物で近江手引き真綿1㎏入りの真綿掛ふとんを作りました。
セミダブル175×210サイズは着物一枚の表生地は掛ふとん表生地には少し足らないので裏に使った柔らかい和晒しダブルガーゼを足してサイズ合わせをします。
「ふとんカバーは使わずに着物の柄をそのまま楽しみたい」というご希望に合わせて襟カバーを特別に作ってみました。
襟カバーとふとんを固定するループを7か所ふとんに付けることで襟元の汚れ防止です。 -
2022年4月20日
絽の着物で涼しげな透けるのれんとスカーフ
タンスに眠っていた絽の着物で長めののれん。
これからの時期、ドアを開けて過ごしたいのでちょうどいい色と透け感が良いですね。残りの生地でループスカーフにしました。
シルク100%は肌触りが良いですね。
首元のオシャレに、紫外線対応にと活躍してくれるとおもいます。お客様から画像をいただきました。
ありがとうございます。石堂さま お世話になります。 今日、商品届きました。 絽の透け感が素敵な暖簾ですね。ありがとうございます。 スカーフもありがとうございます。 着ることが無かった着物を箪笥から出すことが出来ていつも目にすることができるのも石堂さんのお陰です。
感謝申し上げます。写真をこの後お送りするメールに添付します。
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2022年3月30日
着物リメイクブランケットがスイスへ
「丹後からスイスにお嫁に行ったママ。
だから子供のころから何度もおじいちゃんおばあちゃんのいるココに遊びに来ています」
お兄ちゃんと妹ちゃんと案内役のおばあちゃんの3人でご来店でした。いろいろな話をいっぱいした中で「着物リメイクで作るブランケット」が心に刺さったようで、2枚のブランケットを手荷物で持ち帰るそうです。
生地の端に染めてあった「古琉球紅型」のラベル的な部分も入れてほしいとの希望でした。シルク100%のケットは、静電気も起きず、長繊維なのでホコリが出ずゴミも着きません。シルクは人間の肌に近いたんぱく質は触っているだけで美肌効果があり、コンパクトですし何よりきれいな柄や色が魅力的ですね。
日本の着物文化が形は違いますがスイスに飛び立ちました。
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2022年2月12日
銘の入った道行コートを薄めの掛ふとんに
丹後ちりめんのしっかりした生地ですがトロリと柔らかいちりめんの風合いが贅沢なふとんに仕上がりました。
木綿わた90%ポリエステル綿10%の中綿を薄く入れることでふんわり感を残します。
中綿を軽く入れることで春秋に便利な合ふとんとして、冬は羽毛ふとんの上に重ねて保温力アップにと使いまわしの良いアイテムになるはずです。 -
2022年2月12日
産着でミニ着物
子供物の着物は処分を考える時には汚れが目立つことがおおいですね。
子供が着ていたのですから仕方がありません。
このお預かりした産着も同様でしたが捨ててしますのではなく汚れていない部分を生かして「ミニ着物」に。
ミニ衣桁(高さ33㎝)に掛けると華やかですねー
思い出を楽しめる形にすることで、着物もご両親もお嬢様も喜んでいらっしゃることでしょう。