着物リメイク/制作事例

今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

着物リメイクの商品作りはなかなか、、、(^^;


着物の表生地は解体すると 右見頃、左見頃、衽2枚、袖2枚、本衿、上衿の8枚の布になります。目的の大きさに繋ぎ合わせていくのです。布団類を作る時は中綿が入るといろいろな圧力によって傷みやすいので、出来るだけ大きな布のままで縫製したいと考えています。やはり見た目が重要ですので、デザインには悩みます。訪問着、振袖、留袖などの絵羽柄になっている着物は、時には柄を合わせてのデザインにしたりします。繋ぎ合わせる部分が多いので縫製にも手間がかかり、当然、縫い目にアイロンがけする箇所も多くなります。

ちりめんのように、伸び縮みする生地は中綿を入れると少し伸びます。横と縦の伸び具合も違います。縫製、綿入れの作業でその具合の教科書はありませんので経験から判断し大きさを調節します。

ちりめんのような絹の生地に中綿を入れ出来上がると、中綿のシワや段差が顕著に表に出ます。出来栄え悪い商品になってしまうのです。つまり綿入れの技術が問われることになります。


 

 

 

 

 

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