着物リメイク/制作事例

今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

着物リメイク 家族の思い出ブランケット

大島紬の男物の着物は父の思い出
愛用していたお着物だったのでしょう、擦り切れた部分が数か所あり、丁寧にツギが当たっていることから想像がつきます。全体の生地も薄くなっているので中芯に着物の裏地を入れて3重に仕立てました。

白地の小紋は私の着物
好きだったな~この着物・・・とおっしゃる依頼者様
しっかりした丹後ちりめんの生地は、80歳を超えた依頼者様が何度もお召になられたそうですが、まだまだ大丈夫。今度はブランケットで活躍してくれますね。

母のお召
着やすそうな色柄のお召はお母様の着物
気取らずに着られるオシャレな着物ですね。これも随分愛用されていらっしゃったお着物だと思います。着物の汚れ具合や退色具合から想像できます。
着物として生まれてきた役割を果たし、リメイクで第二のブランケット人生の始まりですね。

依頼者様曰く
「夏に帰省してくる息子たちにタオルケット代わりに使います。
男女関係なく先祖様のものが使える…こんな良いことがありましょうか」

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