着物リメイク/制作事例
今は着なくなったけれど大切な思い出の詰まった着物を日常生活で使えるものに。
これまでたくさんのリメイクをやってきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
2021年10月10日
着物リメイク 大島紬で掛ふとんと枕のお揃いセット
「お正月、父がこの大島紬のアンサンブルを着てみんなで食事をした時のことを思い出します」とお元気だったころの思い出を話して下さったお客様は、2話前の「手描きの着物を肌ふとんにリメイク」と同じ方です。
奥様はちりめんの付け下げで、ご主人はこの大島紬でベットの上で年中使える薄めの肌掛ふとんを作らせていただきました。
裏地には柔らかくて気持ちのいい和晒しのダブルガーゼ(ビンテージデニム色)を。
肌掛ふとんは、セミダブル175×210で作りますが、アンサンブルなので十分生地はあります。
で、お揃いの枕のオーダーもいただきました。
低い枕だと首の具合がよくないそうですが、高すぎる枕もいかがなものでしょうか。
あれこれと試してみてもなかなかしっくりくる枕に出会えてないとのことです。
じゃあこんなのは?とご提案させていだいたのは高さ調節のできるそば殻入りの枕です。
アナログですが四隅に付けたヒモを結ぶことで高さが自由に調節できます。
そば殻は化繊綿やウレタン系ほど柔らかくなく、パイプ程硬くありません。
中材が動きますからご自分の首の形に無理なくフィットします。
後日、ご主人の首の調子が良いと報告をいただきました。
もしかしたら亡きお父様の見えないパワーが働いたかも(^_-)-☆
お客さんからいただいた感想をご紹介します。
「主人の枕、気持ち良かったようです😁 帰ってからすぐに頂いたカバーつけて試し寝してました、朝は、満足げでした 思いがけず、昔から欲しがってた枕に出会えたみたいで喜んでました お布団は、もう少し寒くなったら出そうと思ってます、結果報告は後日になります 寝なくても、心地いいのは感触でわかります 、肌掛けのダウンと変わらない軽さで 早く寝てみたいです」
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