ふとんの石堂/商品情報
2019年2月06日
薄い布団と厚い布団
繊維が細くて長くてしなやかなメキシコ綿、
その原綿から 薄い布団用に薄いシート状のワタを打ち直し機で作ることから手掛けています。
薄いふとんでもワタのシートを五層にも重ねますから、綿入れがとても難しく 職人の技が試される商品です。
現実は、薄いワタを販売していない、薄いワタのシートを使って綿入れを上手にできる技術を持った職人がほとんどいない、、、
希少価値ある商品であることは間違いありません。
足腰が弱ってきているうちの職人、「綿入れができるのもあと何年だろうか」と不安を口にするようになり、ご希望の方はお早めに、
体にまとわりつかず、ふんわりと体にフィットします。
綿100%の中綿は、一晩でコップ一杯出るという水分をふとんの中から発散してくれますので、蒸れ感がありません。
出来たばかりの時は厚そうに見えますが、使っていると嵩が無くなり春秋そして夏のクーラーの中で大活躍。
寒い時期は羽毛ふとんの上に毛布ではなく この薄いふとんを重石に重ねるとより一層暖かいですよ。
次は厚いふとんの話。
写真は丹後縮緬無地の紋付で着物リメイクしました。
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