ふとんの石堂/ブログ
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2022年5月20日
モフリッチに花が咲いた
多分モフリッチっていう名前だと思う。
「なばなの里」で直径10㎝のあまりにもかわいい形の半円型の苗を2年前に500円で購入。
「芝生と同じようなものだからほっとけばいいよ」と係りの方が教えてくれた。
「私に向いた植物だ」と心に響き丹後にやってきたモフリッチ。
いまじゃ直径30cmの鉢いっぱいに大きくなり日々成長が楽しみ💛
今小さく白い花が満開で何とも愛らしい。
こんもりと半円形のカワイイ形を維持しつつ成長していく姿を毎日愛でている。 -
2022年4月26日
婚礼ふとんの生地を使ってお手玉座ふとん
婚礼ふとん、これは掛ふとんの側生地(緞子)を使ったお手玉座ふとんです。
中綿は綿の打ち直しをして着物リメイク敷ふとんに仕立て直しました。一枚の掛ふとんの生地で9個もお手玉座ふとんが出来ました。
習い事やいろいろな場面で役立っているそうです。 -
2022年3月17日
旅館さんの客室座布団
大きな旅館さんの客室座布団200枚の注文をいただきました。
使わなくなった古い座布団やふとんの中綿を使ってのリニューアルです。
女将さんが「もったいないですから」と遠慮がちにおっしゃったのですが、
「SDGsですね」とおかえししたらニコリとされました。古い布団たちの回収→解体→古い中綿の種類選別→打ち直し→側生地縫製→アイロンがけ→綿入れ→綿入れ口をくける→座布団の成形→綴じを入れる(完成)
打ち直し,ミシン縫製以外の工程はすべて一枚一枚丁寧に手作業で作り上げます。
200枚の座布団を納品するまで家の中は座布団だらけです。(*_*;納品の際は、商品が汚れないように、持ち運びしやすいように、数が分かるようにといろいろな意味あって、当店では大きな風呂敷に包んで納品します。
昔からこのやり方ですがゴミも出ないし今の時代にぴったりと思っています。 -
2021年10月10日
お客様の声
大阪からご来店いただいたお客様からお便りをいただきました。
当店の仕事風景をお時間をいただいて見ていただいたんですよ。小学生の社会勉強のようですが、見たくてもなかなか見ることが出来ないと思っているので、タイミングが良ければ見学のお声かけをしています。当地丹後名物「バラ寿司」をご紹介したら購入して食べられたそうです。
カニのシーズンを楽しみにしていらっしゃることも教えてくださいました。ようこそ、ようこそ丹後へ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・昨日は、いろいろとありがとうございました。大変勉強になりました綿の塊があんなに硬いとは、そして重いとはびっくりですご主人の、誠実な物づくりに感心いたしました製綿の機械 綿菓子ができてきてるようですね、又、私の知らない分野で楽しかったですそれに甘えて長々とお邪魔してすみませんでした娘に お手玉座布団渡してあげました、めっちゃ可愛いと喜んでましたありがとうございました昨日教えて頂いたバラ寿司 買って帰り晩御飯にしました甘くて おいしかったです今度はカニが食べたいなあ、と主人とプチ旅行に行った気分で話しながら帰りました 梨も甘かったですよ、今朝頂きました ご馳走様です最後になりましたが、素晴らしい作品ありがとうございました次回お会いできるのを楽しみにしております -
2021年7月11日
SDGs「つくる責任、つかう責任」
最近「SDGs」という言葉を耳にすることが多いけどそれって何?
今どきは何でもすぐにその場で正確な情報を教えてくれるものがあって助かる。持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、
2001年に策定したミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国際サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。
17にわたる項目の12条「つくる責任つかう責任」にピクリ!
当店はふとん屋を創業してから今に至るまで、このことを常に考えたものつくりをしてきた。
何年かして作った布団がリフォームでまた帰ってくること前提で製作納品してきた。
お客様も当店で作ったふとんは捨てずにリフォームしてまた使う。
リフォームの時点で今必要な形に変えることも出来るから、
掛ふとんを敷ふとんに
押し入れで眠っていたふとんを成長した子供たちのふとんに
必要なくなった赤ちゃんふとんやお昼寝布団を大きくなった子供たちのふとんに
結婚のときに持ってきたお客さんふとんを軽い布団に
などなど、お客様の必要なものにさせていただいてきた。時代の変化とともに「時代遅れ」と思っていらっしゃる方も少なくないとは思うけど本当にそうだろうかと思っていた。
が、やはり「元に戻れの号令」がかかった。SDGsぼ内容をよく読むと当たり前のことばかりだが、それが今の時代にはできていない。
だからわざわざ文章にして世界が発信する。当店はこれまでもこれからも変わらず体にも環境にも優しくお客様に寄り添ったもの作りを続けていくことでOK!と着地点が決まった。