ふとんの石堂/ブログ

  • 着物リメイク 丸洗い出来るキルトケット

    光沢の美しい朱子織の着物ですね。
    キルト芯を中芯にして丸洗いできるようキルト。
    体にまとわりつき過ぎず、肌触りは優しくひんやり。
    年中使えますが、特に今年の夏の夜が楽しみですね。

  • やばい敷ふとん

    仕立て直しで持ち込まれた敷ふとんです。
    左右の高さがこーんなに違う!!!
    おばあちゃんがベットで使っていらっしゃったそうですが、、、

    多分これは、ベットが壁際においてあり同じ方向からお布団に出入りをされてたのではないでしょうか(後日お客様にお聞きしたらその通りでした。
    この状態の敷ふとんに寝ていると寝返りも打ちにくいですし同じ格好で寝ることになりがちで体の歪みも生じます。
    敷ふとんは同じ場所から出入りをしないようにすることや上下左右を変えることで偏った凹みを作らないように工夫しましょう。
    ご家族で布団を並べてお休みになる時も並ぶ順番を変えたり、寝る方向を変えたりするのも良いと思います。

  • 35年前に店主が綿入れをした敷ふとん

    35年ほど前に作らせていただいた婚礼ふとんが仕立て直しで帰ってきました。
    あの頃丹後ちりめんを別染し、婚礼ふとんで荷物に持っていくのは当たり前の丹後です。
    木綿より絹は耐久性が劣りますからカバーの中でこんなことになっていてお客様もギョッとしたのでは・・・
    三つ折りに畳んでも真ん中が凹んでなくフラットな状態。
    この形が店主が求めている敷ふとんの理想形です。
    「この敷ふとんは僕が綿入れしたものだ」と断言している店主。
    自分が綿入れしたふとんは分かるそうです。

  • 城崎 秋祭り

    コロナ騒ぎが少し落ち着いて今年は何処の地域でもイベントが戻りつつあるようです。
    城崎温泉の秋祭り、神輿を肩から背中でかつぐ座布団とそれを体にくくり付ける襷と鉢巻の3点セットです。ここの祭りはチーム対抗のような形で「○○連中」とチーム名を付けるとか。地域地域で決まり事や伝統、文化がありおもしろいですね。

  • 打ち直し・仕立て直しってなーに?

    健康の素になる睡眠を毎日サポートしてくれる大切なふとんですが、皆さんなかなか手を出せないでいらっしゃいますね。
    そこでお勧めしたいのは打ち直し、仕立て直しです。

    木綿わたの打ち直し仕立て直しとは木綿わた入りふとんをリメイクすることです。

    側生地が汚くなった
    嵩が無くなった
    ふとんの重さを変えたい
    サイズを変えたい

    悩みはいろいろでしょう。

    リメイクの工程を簡単に説明しますね。

    ①古くなったふとんは側生地から中綿をはずして解体

    ②中綿を打ち直しの機械に古いふとんの中綿を投入(中綿の状態やリメイクするふとんの用途に応じた綿を作るため、職人が見極め原綿や化繊綿などを混ぜメンテナンスする)

    ③オゾン発生装置から噴き出すオゾンと230℃の熱風で薬品を使わない殺菌消臭

    ④固まった古い布団の中綿をほぐし、綿のシートを作る

    ⑤側生地に合わせて綿のシートを入れていく

    ⑥中綿と側生地を動かないように綴じる(掛ふとんは45か所綴じを入れる)

    ビフォーandアフター!!!

    「もっと早くすればよかった!」

    皆さんそうおっしゃいます。

     

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