ふとんの石堂/ブログ
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2019年6月05日
6月のギャラリー
6月に入り、空気がじっとりしてきました。
梅雨入りももう間近かな?
蒸し暑くてジメジメ、
青空が恋しい、
髪の毛クルクル、、、あーー嫌だ
爽やかな時期はしばらくだったなー
まだ次の季節に向けての体の適応が十分じゃないんですけど💦
と、不満全開になる人もすくなくないですね。
私も思わないわけじゃないけど
真っ直ぐに静かに一日中降る雨☔️も悪くないとおもっています。
出かける予定を作らず家の中で曇った空を時々見ながら、家の中の仕事をして過ごす。
雨が水たまりに落ちる音だけを聞いて気持ちがゆっくりした日になる。
丹後ちりめんはこのジメジメがいい製品を作ったんだよね。
なんて、丹後ちりめんの織元だった親元での幼い頃のことを思い出したり。
梅の実ができる頃に降る雨で「梅雨」
日本人のお洒落な言葉遊びに感心する季節でもあります。
いとおかし、、、
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2019年5月29日
棉の栽培日記
双葉が可愛く開いて元気にそだってます。
朝日からエネルギーをグングン吸収してますねー。
コンニャロー❗️
夜のうちにナメクジが美味しい双葉をかじってる‼️
本葉が育つまで頑張るんだぞ、、、、
去年もお世話になったクリビオの酵素を散布してあげるよ。
無農薬を目指すから殺虫剤は使いません❗️
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2019年5月24日
棉の栽培日記
5月18日にポットに蒔いたワタの種が、24日今日発芽しました!
まだ双葉にもなってないわたの赤ちゃんの誕生です。
今年も和綿に挑戦します。
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2019年5月20日
打ち直し、仕立て直しの敷ふとんの製作
木綿わた入りのぺっちゃんこになったふとん、側生地が汚れたふとん、重さやサイズを変えたいふとんなど、古くなっリ不要になったふとんをリフォームするのがふとんの打ち直し、仕立て直しです。
どんな季節に使いたいのか、誰が使うのか、またその人の好みはどうかなどお客様の要望を詳しく聞き、ポリエステル綿の入れる割合や新しい綿種類を考えて仕上げます。
今日お預かりした古い敷ふとんは3枚。また3枚の敷ふとんにリフォームします。
1枚1枚中綿の状態が違うので、いい状態のわたから順番に打ち直しの機械に入れていきます。敷ふとん用の弾力のあるポリエステル綿を古い綿に混ぜます。混綿率は15%。
長年使われた敷布団、2度機械を通します。(繊維が切れて埃が出やすくなると言われますが、それ以上にゴミや埃がとれます。)
1枚とても痛んだ敷ふとんがありお客様に了解していただいた上で 中心に悪い黒い綿を入れ周りは綺麗な綿で巻く、つまりお饅頭の皮とあんこの感じですね。綿入れをすることによって埃が出難いふとんになります。
このようにいい綿と悪い綿を使い分けて綿入れする作業はとても手間がかかり面倒なのですが、当店では、お客様からお預かりしたわたで与えられた綿でベストの仕上げにしたいと、いつも思っています。外注せずに当店内で機械と連動して綿入れをし仕立てますから、どこまでもお客様のご希望にお応えできるふとんが出来るのです。綿入れ後は、綿入れの口をくけて、整形して、綴じあげて完成です。
ちなみに悪い綿は、廃棄処分、余った綿はお客様へお届けします。
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2019年5月18日
中村畦碩先生の思い出
約10年前、私の師である、中村畦碩先生に家内を紹介したくて東京板橋のお宅を訪ねました。日本で始めて寝具の技能卓越賞を授与された先生だ。久しぶりの再会にとても喜んで下さり、ふとん談義に花が咲きました。当時先生は91歳で目を悪くされていましたが、玄関には「もうすぐ取りにくるんだよ」と敷ふとんが2枚置いてあり、「まだ現役で作られているんだ」ふとんを触らせて頂き感動したことを思い出します。2日後に眼の手術の為入院されたので、最後の作品に触らせて頂いたと思います。
私が思う良いふとんは、自分が使ってもいいと思う所まで原綿を選別し良いワタ、つまり最高のわただけ使う。その最高のふとん綿で、丁寧な仕立てで極上のふとんにすることです。
中村先生の教え、ふとんの石堂初代の祖父、二代目の父の知識と経験、そして私の思いをミックスし、何処にも誰にも負けないふとんを作り出せていることを 身をもって感じています。先人の教えに感謝です。
ふとんを作り始めて43年、職業柄膝や腰がガタガタになってきましたが、まだまだ技術の向上を目指す自分がいます。