ふとんの石堂/ブログ

店主が汗だくになって作り出す長座布団

 


10年前に作らせていただいた60×160㎝の長座布団です。
居間で365日使っていらっしゃいました。
カバーも擦り切れて傷んでしまったようで、10年ぶりの仕立て直しです。
10年前お客様のご希望で中綿を通常より沢山入れましたのでぺっちゃんこになりながらも嵩がそれなりにあります。
座布団自体の形は中綿の凹凸がないフラットな状態です。
作らせていただいてから10年後の形を見て

「よしよし」と安堵しますv(^^)v


古い長座布団の中綿を打ち直しして、新しい生地に入れていきます。画像手前にあるわたを、60×160㎝の中に残部入れるのですから、すごい嵩になります。

 


綴じ上げると膨らんでいた形がこっちりと収まりました。
左右同じものですが右の方が大きく見えますね。
それだけ側生地の中にしっかり中綿が入ったということです。

座布団、敷ふとんは面積は小さくても沢山の中綿が入りますので女子にはとても重労働というより無理です。中綿のパワーに太刀打ちが出来ませんから。
当店の大きな体の店主が、冬でも汗だくになって中綿と格闘した賜物なんですよ(;^_^A

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