ふとんの石堂/ブログ

  • 銘仙のベットカバーとちりめんのブランケット

    大正から昭和にかけて爆発的に広がった銘仙。絹のちりめんが高級品だったので庶民は気軽に手が出なかったそうだ。そこで登場したのが銘仙。軽くてちりめんよりずっと安くて、しかもオシャレな柄がいっぱい!銘仙の登場で大正浪漫が開花したらしい。

    この着物も60、70歳くらいかな?

    すり切れるほど着ていらっしゃらないようだから洋服の時代に移り変わる最後の着物だったのかな?

    なんて、この着物を着ていらした頃の時代背景や人柄を勝手な想像をしながら作っている。出会ったことのない人とのご縁をインターネットが繋いでくれる。自分が想像もしていなかったスゴイ時代をリアルタイムで見せてもらっていると日々感じている。もう一方では、そのスゴイ時代について行けない自分にガッカリもしてもいる。

    着物リメイクのお客様様からは、いつもこんな嬉しいお返事が返ってくる。
    ご紹介します。

    ≪お客様の嬉しい声≫
    ブランケットは、母が最初に買った想い出の着物なので
    早速持って行って渡すととても喜んでいました。
    ベッドの上に掛けて眺めて生活すると言っていました。

    今回のベッドカバーは夫に使う予定でいたのですが、
    とても素敵なので、2枚とも自分が使おうかと思っています。

    本当に素敵なリメイクありがとうございました。
    私も自分のブランケットが欲しくなったので、またお願いします。

     

  • 自分で染めた生地で孫のふとん

    地元の染色グループで活動されているおばあちゃま。

    「糸目友禅の練習に染めたハギレだけど、、、一応丹後ちりめんです(^ ^)」と、持ち込まれました。

    私がお守りする時に小さい布団がいるからね。

    幸せスマイルでした。

  • 妹の振袖はブランケットにして


    妹が自分の振袖を「もう要らない」って持ってきたんだけど、私だってどうしたらいいかわからないんだけど、、、

    当店のチラシで着物リメイクでブランケットのことを知り、これが良いと心に響いたそうです。

    30年くらい前の振袖だけどオシャレな柄で、可愛いブランケットになりました。

    妹に返してやろうと思います、、、と優しいお姉ちゃん心に出合いました。

     

  • うずら織の丹後ちりめん座布団と腰枕


    中高に仕立て上げた特注の座布団と腰当てです。

    別織、別染めしたうずら織、絹100パーセント丹後ちりめんの贅沢な生地を使用しています。さすが絹の上品な光沢が綺麗ですね。

    角房をタップリ多くし、中綴じはしないというお客様の要望でした。座布団と腰当ての2点セットは、嵩高さを維持するように仕立て上げています(企業秘密(^_^)

    京都市内の高級料亭で10月からお座敷にデビューです。

     

  • クッションカバーを丹後縮緬で作る

     

    丹後夕日ヶ浦温泉のお宿「響季」のロビーで丹後ちりめんグッズがお客様をお迎えしている。

    座布団は嵩がなくなっても柔らかさを残しつつフラットになるように仕立て上げました。

    背当ては嵩高さが出来るだけ維持できるよう、また形が崩れないように工夫してあります。

    座布団と背当てにお揃いの丹後ちりめんで作ったカバーを着せました。あえてレトロな柄をチョイスされています。

    丹後ならではの物でお客様をおもてなししたいんです。肩を張らずにゆっくりしてもらえるにはどうしたらいいか、いろいろ考えているんだけど、、、そんなことを話し出すと熱く熱く語るご主人です。

     

     

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