ふとんの石堂/ブログ

  • 着物リメイクブランケットがスイスへ

    「丹後からスイスにお嫁に行ったママ。
    だから子供のころから何度もおじいちゃんおばあちゃんのいるココに遊びに来ています」
    お兄ちゃんと妹ちゃんと案内役のおばあちゃんの3人でご来店でした。

    いろいろな話をいっぱいした中で「着物リメイクで作るブランケット」が心に刺さったようで、2枚のブランケットを手荷物で持ち帰るそうです。
    生地の端に染めてあった「古琉球紅型」のラベル的な部分も入れてほしいとの希望でした。

    シルク100%のケットは、静電気も起きず、長繊維なのでホコリが出ずゴミも着きません。シルクは人間の肌に近いたんぱく質は触っているだけで美肌効果があり、コンパクトですし何よりきれいな柄や色が魅力的ですね。

    日本の着物文化が形は違いますがスイスに飛び立ちました。

  • 別誂え 法要座布団

    「お世話になっている菩提寺に奉納したいので」と本堂用の座布団を作らせていただきました。
    サイズはちょっと大きめの70×75
    かまぼこ型の中高に綿入れをしますが、使っている間に座布団はへたって来ますが、へたった時に凹凸のない形になるように仕立てています。
    角まで綿が入っているのでピンと形を決めて美しいですね。

    神戸市の教覚寺様の本堂に奉納された画像をお客様から頂きました。
    喜んでくださったコメントも合わせていただいています。

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    お寺のご住職にお座布団を差し上げたところ、座り心地がたいへん良いとお喜びくださいました。
    早速、本日の彼岸供養祭で御披露目してくださいます。
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  • 旅館さんの客室座布団

    大きな旅館さんの客室座布団200枚の注文をいただきました。
    使わなくなった古い座布団やふとんの中綿を使ってのリニューアルです。
    女将さんが「もったいないですから」と遠慮がちにおっしゃったのですが、
    「SDGsですね」とおかえししたらニコリとされました。

    古い布団たちの回収→解体→古い中綿の種類選別→打ち直し→側生地縫製→アイロンがけ→綿入れ→綿入れ口をくける→座布団の成形→綴じを入れる(完成)

    打ち直し,ミシン縫製以外の工程はすべて一枚一枚丁寧に手作業で作り上げます。

    200枚の座布団を納品するまで家の中は座布団だらけです。(*_*;納品の際は、商品が汚れないように、持ち運びしやすいように、数が分かるようにといろいろな意味あって、当店では大きな風呂敷に包んで納品します。
    昔からこのやり方ですがゴミも出ないし今の時代にぴったりと思っています。

  • 銘の入った道行コートを薄めの掛ふとんに

    丹後ちりめんのしっかりした生地ですがトロリと柔らかいちりめんの風合いが贅沢なふとんに仕上がりました。
    木綿わた90%ポリエステル綿10%の中綿を薄く入れることでふんわり感を残します。
    中綿を軽く入れることで春秋に便利な合ふとんとして、冬は羽毛ふとんの上に重ねて保温力アップにと使いまわしの良いアイテムになるはずです。

  • 産着でミニ着物

    子供物の着物は処分を考える時には汚れが目立つことがおおいですね。
    子供が着ていたのですから仕方がありません。
    このお預かりした産着も同様でしたが捨ててしますのではなく汚れていない部分を生かして「ミニ着物」に。
    ミニ衣桁(高さ33㎝)に掛けると華やかですねー
    思い出を楽しめる形にすることで、着物もご両親もお嬢様も喜んでいらっしゃることでしょう。

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